逆の例の話をすると、ECCメモリなんかは、8bit中の1bitが間違っていた場合に限り訂正してくれるのであって、普通のECCメモリは8bit中に2bitエラーが出てたらアウト。バーストエラーなんか即死なわけで、メモリエラーの全部を訂正してくれるわけではない。というかかなり限定的なエラーを訂正してくれるだけではある。それでも無いよりは全然良いんですが。ECCメモリモジュール自体の信頼性が比較的高いというのもあるだろうし。余談だけど、MylexのSCSI RAIDカードで、10bit ECC(2bitエラーまで対応)の SIMM、という恐ろしくマイナーなメモリモジュールを使っててキャッシュ増設で泣いた記憶がある。
メモリの話はおいといて、例えば。SCSI/SASのビットエラー訂正率って、普通に売ってるATAディスクより普通に「一桁」多いんだけど、大多数の人はATAで満足している。みんながみんなSCSI/SASクラスの信頼度を求める訳でもなく、ある程度信頼性があればATAで十分と判断するわけだ。
HDDよりも機械的信頼度が高いSSDではなおのことその傾向が強まると思う。てなわけで、MLCの量産効果にSLCがかなうとは思えず、最終的にはMLC一本化......というか、既に大多数を占めているのだけど。SLCが絶滅するかというとそんなこともなく、コストをある程度無視できる、HDD時代の15000rpm,10000rpmのような(本当の意味での)ハイエンドな存在で生き残るとは思う。ユーザーエンドレベルではまた趣味の世界になっちゃいそうだ。





